awsのec2のディスク容量を監視する目的と方法

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awsのec2を利用し始めたときにディスク容量が気になることはないでしょうか。ディスク容量を監視して適切な対処をすることでawsのec2のコストパフォーマンスは向上します。この記事ではawsのec2を運用する際に、ディスク容量を監視する目的と方法を紹介します。

監視方法で困ったときの対処法についても解説するので参考にしてください。

awsのec2でディスク容量を監視する2つの目的

awsのec2を運用するときにはCPUやメモリ、トラフィックなどの監視をして最適化を図るのが一般的です。

ディスク容量もawsのec2で重要な監視項目で、特に取り扱うデータ量が多い場合や、データ量の変動が大きい場合には常時監視をすることが欠かせません。awsのec2でディスク容量を監視する目的として主なものは2つあります。

1つはディスク容量に制限をかけて費用を抑えながら、最大限のパフォーマンスを発揮できるようにすることです。データ量が多い使い方をしている場合にはディスク容量が大きければ大きいほど余裕を持って利用できます。

しかし、awsではディスク容量が大きくなると課金額も増えるため、最小のディスク容量を維持するのがコストパフォーマンスを上げることに直結します。ディスク容量の上限に到達しないように適切な対処をするには監視が必要です。

もう1つの目的はawsのec2上に構築したプラットフォームやアプリなどのユーザーに対して運用ルールを策定することです。運用ルールとは広い意味のルールで、機能的に制限をかけることも、ユーザーへのガイドラインとして通知することも含みます。

ECサイトを運営する場合のように消費者をユーザーとする場合には無駄にディスク容量を消費しないようにルールによる制限を施すのが一般的です。社内サーバーとして業務アプリを運用する場合には利用方法について社内ルールを設ける方法もよく併用されています。

このようなアプローチによってディスク容量の負荷を減らし、ディスク容量を拡張せずとも運用を続けられるようにするとコストを抑えられます。長期的に見て無駄なコストがかからない運用方法を構築するためには監視によるデータ収集は欠かせません。

awsのメモリを監視する必要性とやり方

awsのec2でディスク容量を監視する3つの方法

awsのec2でディスク容量を監視する際には3つの方法がよく用いられています。最も一般的なのはCloudWatchエージェントをインストールする方法です。awsのec2インスタンスから多様なメトリクスを取得できるようになるのがCloudWatchエージェントの特徴です。

ディスク容量についても取得可能になるので、もともとCloudWatchを使って監視に必要なメトリクスを収集するシステムを整えていたなら最も導入しやすい方法でしょう。awsの監視システムをこれから構築する場合にも、CloudWatchを使うなら簡便なので第一選択になります。

また、CloudWatchでスクリプトを実行する方法もあります。CloudWatchエージェントをインストールしなくても、カスタムメトリクスを作成して監視するシステムを構築することは可能です。サーバーエンジニアとしてスクリプトベースでの監視経験があるエンジニアなら、過去の経験から外挿して簡単にスクリプトを書けるでしょう。

ec2の使い方にカスタマイズしやすく、自動化することも用意なのでサーバーエンジニアの力量があるならおすすめの方法です。CloudWatchを直接使用せずに外部のサーバー監視ツールを利用する方法でもディスク容量の監視が可能です。

オープンソースのサーバー監視ツールをaws用にして使うのが基本的な方法で、スクリプトを書いてディスク容量のメトリクスを取得できるようにします。awsの導入以前から自社サーバーなどを運用してきた場合には、同じサーバー監視ツールを使えるので便利な方法です。

CloudWatchでスクリプトを実行するよりも高度な技術が求められますが、優秀なサーバーエンジニアがいる場合にはカスタマイズ性もさらに高いので魅力的な方法でしょう。

アラートが出たときの処理対応の方法

ディスク容量の監視では条件を設定してアラートが出たときに対処するのが一般的なやり方です。awsのec2ではアラートが出たときの処理対応として無駄なファイルやキャッシュを削除して対応するか、ディスク容量を拡張するかを考える必要があります。

コスト削減が目的なら不要なものを削除するのを優先し、パフォーマンスを重視するならディスク容量を拡張するのが合理的です。どちらの処理対応をする場合にも、簡単な対応であればスクリプトを用意して自動実行するとエンジニアが直接対応をせずに済みます。

特にアラートが出たタイミングでキャッシュをクリアする、自動的にディスク容量を増やすといった柔軟な判断が不要な処理については自動化しやすいでしょう。

awsのec2でディスク容量の監視をするときのポイント

awsのec2のディスク容量を監視するときには予算についての意識が必要です。パフォーマンスが低下してしまったら事業速度を低下させる原因になりますが、予算をオーバーしてしまったら経営難になることは否めません。

予算の範囲内でパフォーマンスを最大限に引き出すように運用方針を適宜定めていきましょう。また、予算上限に達してしまわないように自動対応のスクリプトを用意して運用するのも重要なポイントです。アラートを出してエンジニアが対応するよりも、自動化されたプログラムの方がスピーディーに対応できます。

ディスク容量を増やさずに上限に達すると障害が発生する原因になるので、可能な限り自動化を進めて即対応をできるようにしましょう。

ディスク容量の監視で困ったときの対処法

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ディスク容量の監視を徹底して高いコストパフォーマンスでawsのec2を使えるようにしたいと思っても、具体的にどのようなシステムにすれば良いかがわからないこともよくあります。awsのec2上に何を構築して、どのような運用をするかによってカスタマイズされた対応をしなければならないのは確かです。

悩んだときにはawsに強いサーバー監視サービスやコンサルティングサービスに相談するのがおすすめです。外部委託して社内負担を減らしたいならサーバー監視サービス、内製化を重視したいときにはコンサルティングサービスに相談してみましょう。


awsのec2のコストパフォーマンスはディスク容量の監視で上げる

awsのec2を運用するときにはディスク容量を監視して適切な対応をすればコストパフォーマンスが上がります。ディスク容量は大きいほど取り扱うデータ量が多くても快適に利用できますが、コストは大きくなるので注意が必要です。

最適化を進めていくにはディスク容量を監視してデータを蓄積することが欠かせません。そのデータを活かして予算も考慮しながら運用ルールを定めましょう。

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